17インチ 液晶ペンタブレット レビュー - ペンタブレット、タッチパネル情報サイト - ペンタブレットjp

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17インチ 液晶ペンタブレット XPC-1710A レビュー

17インチペンタブのティザーサイトを公開してからずいぶん時間が経ってしまったが、やっとそのテスト機とβ版ドライバーを借りる事ができたので試用、レビューする。

XPC-1710Aという型番を聞いて、以前ピーアクティブから販売していたXPC-1700Bを思い浮かべる人がいるかもしれない。
しかし今回発売されるのは、XPC-1700Bを元にしてはいるものの、内部仕様の変更によりペンの互換性がなく、中身は別物になっていると考えた方がいいようだ。(よって、以前のモデルを所有している方へのサポート等はない、ペンも互換性がないので注意)
また、ペンタブレットjpで販売していたL1530TM Tabletとも互換性はない。
実は以前の15インチ液晶ペンタブとペンやドライバー互換性のある17インチモデルをリリースするか、今回のリビジョンアップ(性能向上版)の新規品を扱うかで紆余曲折があったのだが結局、互換性を捨てても機能、性能、価格で優れる当機を扱う事に決定した。
少なくともこれから購入する人にとってあまり意味のない互換性より、より高性能を適切な価格で買える方がメリットがあるということだ。

以前の15インチ液晶ペンタブは、ペンタブレットjpで取り扱う以前から法人向けにのみ販売されていたもので、新規開発品ではなかったが、今回の17インチは新しく開発(正確には性能向上のためのメジャーアップデート)、販売されるものだ。
ペンタブレットjpも少なからずメーカーへ要望をだしている。その要望があったからなのか、少なくとも15インチの前モデルL1530TM Tabletや元になっているXPC-1700Bより基本性能の大幅な向上や価格の適正化が実現していると言えるのではないかと考えている。

それでは、製品を見ていこう。

XPC-1710Aの仕様、外観

レビュー用にお借りしたものはまだテスト機である、発売されるものとは違う部分があるかもしれないし、テスト機として使い回されているためよごれ、傷もある。
また、ドライバーも開発中のものでこれも変更される可能性がある。あくまでレビュー時点での内容である事をご了承いただきたい。

正面

右側面(スタンド最上部)

左側面(端子部)

右側面(スタンド最下部)

XPC-1710A仕様概要(公表値/12月22日訂正/最終製品仕様)
※仕様は予告なく変更される場合がありますが、変更後もこの数値を下回る事がない最低値です。
モニター部
画面サイズ 17型 (水平337.9 mm 垂直270.3 mm)
最大解像度 1280 × 1024ドット
最大表示色数 1620万色
画素ピッチ 0.264x0.264mm
応答速度 12ms
接続方式 アナログRGB(D-sub15ピン)/デジタル(DVI-D)
輝度 260cd/m2
コントラスト比 450:1
視野角 : 水平:140°, 垂直:130°
液晶点灯時間:約5万時間(1日8時間使用時約17年)
ペンタブレット部
検出方式 電磁誘導方式
読取精度: ±0.25mm
分解能 2000LPI = 0.0127mm (typ)
読取高さ: 15mm
検出速度 200ポイント/秒
傾き検出レベル ±60レベル
通信端子 USB1.1 タイプB メス
重量 5.2kg

ペン
筆圧レベル 1024level
電池寿命:単4電池使用、約1000時間(1日8時間使用時約4ヶ月)
外形、重量 137.7 × 12.00 × 12.50 mm 11g(実測/電池込23g)

ドライバーや添付ソフトウェア

レビュー執筆の都合上、xpの画面で説明する。


ドライバーインストール画面

インストールは非常に簡単な部類と言えるだろう。
PCにCDを挿入すると自動起動する画面からドライバーのインストールを選んで指示通りインストールするだけだ。
起動しない場合はマイコンピューター内のCDアイコンをダブルクリック。
ただし、今までペンタブレットのドライバーをインストールした事があるなら一旦先にインストールしてあるドライバーを削除してからの方が無難だろう。同じ機能を持ったドライバーは共存できない場合が多い。

同梱されるドライバーはwindows 98SE/Me/2000/XP用とvista用。さらにマルチモニター用と(添付ドライバーの詳細については確認中)がそれぞれ別々に入っているようだ。(テスト機にはXP用とvista用のみ)
当初はxpまでのドライバーのみサポート対象となるようだ。これはvista用のドライバーは動作確認こそしているものの、アプリケーションレベルでの検証が十分済んでいないためのようである。当然だがすぐサポートされるだろう。
それ以外のドライバーについては、15インチの時同様動作確認はできているもののサポート対象外となっている。
個人的にはMacも普段使うのでサポートして欲しいのだが、これはユーザー数が少ないからという事らしい。
しかしこのところMacユーザーも確実に増えているので、正規サポート対象にならないか要望を出している。

試せるようになっていたのは、画面に直接文字等を書けるようになるものやメールに手書き画像を添付できるもの等6種類程が添付されるようだ。どれも筆圧が効くので筆圧対応アプリケーションとしてはそれなりに使えるものだ。
ただし、メジャーといえるソフトウェアはペインタ−8の体験版しか見当たらなかった。
本テスト機ではドライバーソフトウェアもxp用以外はvista用だけが添付されている状態なので、製品版で添付ソフトウェアがどのようになるのか現時点では判明していない。
対応os:Windows98SE/Me/2000/XPとvista(vistaはサポート予定/動作確認済み)
Mac os x(10.4.x tigerまで/非サポート/レビュー公開時点で未確認)
専用ドライバーによるマルチモニター対応:windows xp

キャリブレーションなどドライバーの機能


キャリブレーション


筆圧設定

キャリブレーションは15インチと比較して精度が「大きく」向上している。
十字のキャリブレーションポイントを使って四隅で合わせる方式だ。
15インチのドライバーが簡易的だったともいえるが、これで全画面に渡ってほとんどずれを意識する事はなくなった。

筆圧の設定は黒、赤、青、緑の各色で実際に書きながら設定できるようになっている。
もう少し細かい設定をしたいと思うが、必要な機能は最低限備えていると言える。
ペンについては後でも触れているので参照いただきたい。

筆圧、傾き機能


電磁誘導ペン(と付属のペン立て)

筆圧は1024レベルと15インチの512レベルから倍増、検出サイクルも200point/s(ポイント毎秒)とこれも15インチの125pointより6割以上アップしている。
傾き機能はアプリケーションレベルでのサポートではなく、利き手(ペンを持つ手)の左右による位置のずれや持つ角度によるペンの精度を本体側で補正する機能のようだ。

液晶の画質

Dsub15のアナログ入出力とDVIデジタル入力が備わっている。出力を使うと外部に映像を出力できる。この場合本体側は非表示となる。

お使いのパソコンがデジタルの出力を持っているなら、デジタル接続する事を強くお勧めする。
特にゴーストが皆無でグラデーションのきれいさ鮮明さはアナログ接続とは比較にならない。
液晶そのものは普通の液晶モニターと比べれば、なんて事ない普通の液晶だが、液晶ペンタブレットとしては画質では好評だった15インチと比較しても遜色ないきれいさと言える。
今回のリビジョンアップで1700Bから一層見やすい液晶になったらしいが、このテスト機は従来のままのようだ。
製品版では上下左右の視野角が10°向上し、輝度(cd値)も向上、より高画質化が図られているようだ。

画面面積が大きくなったので、15インチと比較して画面の角度に対し急角度で見る事が多くなる。そのため厳しく見られる事が多くなりそうだが、それでも液晶の画質は「普通の液晶モニター並み」には備わっていると言える。
製品版ではより高画質化しているということなので楽しみだ。

画面

15インチと比べれば視差は少なく、改善されている。これはフルフラットの15インチに対し、一般的なモニター同様縁に段差がある分、視差を発生させる液晶面とガラスの距離が小さくなっているからだろう。その代わり防滴仕様ではなくなっている。
余程の汗かきでもない限り通常使用では防滴仕様でなくても支障はないだろう。

画面表面はつるつるしている。これは評価が分かれそうだ。
いわゆるはやりの映像がクリアに見える液晶画面と言っていいと思うがきれいに見える反面、反射も多い。
近くで使う事が多い液晶ペンタブとしては反射が多くても気になる事は少ないが、ペンの使用感とも関係してくるので何とも言えないところだ。
個人的にはアンチグレアの液晶保護フィルムでペンの使用感も一緒に変えてしまいたいと思う。
ただ、保護フィルムを使う点で言えば、フルフラットでは保護フィルムの厚み分だけ画面上に段差が出て使いにくくなることに比べると、一般的な保護フィルムが普通に使える分、好みに変えやすいとも言える。
当然だがガラスなので、そのままでも保護フィルムよりよほど傷つきにくい。気にならないならそのままでも問題ない。

スタンド


机周り

背面上部にあるレバーを上下する事でスタンドをロック、ロック解除できる。カチッカチッのようなクリック感はないが、実測で15段階程調整が可能だ。
クリック感がないので感覚的にはほぼ無段階調節のように感じる。
筆者はこのモニターの下にコンパクトキーボードを置き、左手でショートカットしながら使っている。
右側にはマウスをやはりモニターの下に隠れるくらいの位置に置き、その奥にペン立てを置いている。
一番下に下げてもコンパクトな薄型キーボードならモニター裏のこの位置に置く事が可能だ。
15インチを使っている机と同じ場所だが、このようにする事で同じ場所でも置く事ができた。
この使い方では標準サイズのフルキーボードでも問題ないと思うが、半分以上隠れてしまう感じなのでコンパクトキーボードの方が使いやすいかもしれない。

使用感


15インチの解像度との比較
画面はpainter X。普段使っている15インチ液晶ペンタブの保存されたパレット位置での比較。
横方向にパレット一つ分+αくらい、縦方向も同様に空く事がわかる。

15インチのレビューと同じ事を書いてしまうが、板ペンタブとは違い、ペンの先からインクが出る感覚が新鮮だ。
なんだか当たり前のことを言っているようだが、板ペンタブではその当たり前ができない。
今回の17インチでは、画面はより大きくなったものの15インチより視差は少なくなり、キャリブレーション精度も向上してより精緻な作業にも耐えられるようになっている。この点ははっきり使いやすくなったと言える。

もちろん、板ペンタブと比較してペン先の精度や視差、追従性が気になるという人もいて、液晶ペンタブを知っていてもあえて板ペンタブで作業する人もいるくらいだが、液晶ペンタブの作業に慣れてしまうともう板タイプに戻れないという人は多いし、私もその一人だ。もう板タイプのペンタブを使って、同じ作業をしようという気にはなれない。

単純な事だが、画面が17インチになり、ペン先精度が向上したというだけで15インチと比べても全く別物と言っていい使用感だと言える。
何をそんな大げさな、と思うかもしれないがこの感覚の違いは使った人でないと実感できないだろう。
何より解像度の高さと画面の大きさは作業自体に余裕を持たせる事ができ、photoshopやpainterを使った際の「パレットの間からキャンバスを覗き見る」感覚ではなく、しっかりキャンバスを表示して作業ができる違いは、作業に伴うストレスの感じ方にも大きく影響する。


キッチンスケールによる実測
この重さで電池込み。1710Aは電池抜きで11g


ペンの長さ太さ比較
わかりにくいが若干1710Aは細くなった
一番奥は比較のための標準的な鉛筆

さらに、15インチのL1530TM Tabletで不満が多かった、ペン先の沈み込むストロークペンタイプより同様の沈み込みはあるものの若干だが少なくなっている。
それとLG製15インチのペンに比べ、少しだけ軽く、細身になった。
数字上はわずかだが、持ち比べると実感できる程の差がある。15インチのペンで太い、重すぎると感じていた人は、このペンで多少なりとも改善されていると実感できるだろう。

ただし、筆圧が「非常に弱い」人には最小と最大筆圧を出すのに少々辛い設計のペン(ドライバー設定)だ。
15インチでもそうだったが、このタイプのペンはほんのわずかだがペン先を当てないと書き始められないし、それなりの強さで押し付けないと最大筆圧が得られない。
筆圧なので圧力を加えないと筆圧がでないのは当然だが、一番軽い設定でもすごく軽い感じにはならない。
この点も開発元に要望を上げてあるが,いわゆるフェザータッチを実現できないだろうかと思う。

ただ、これも一長一短で、あまり軽いと最大と最小の間の筆圧で扱うのが難しくなってしまう。
ほとんどの人には何の問題もない好みの範囲程度ではあるが、調整範囲が狭いのはもう一歩なんとかして欲しいところだ。

ペンでもう一つ気になるのは電源スイッチがない事だ。
この液晶ペンタブも某大手の特許の関係で電池式のペンなのだが、LG製15インチにあった電源スイッチがない。
自動でスリープモードになる設計なので、切り忘れによる消耗を防げる反面、明示的に電源を切り離す手段が電池を抜き取る以外にない。一長一短なのでどちらがいいとは言えないが少々気になる点ではある。
ちなみに単4電池使用で、電池寿命は改良前が2000時間。改良された今回のペンは仕様書上では1000時間となっている。
1日5時間使用して、およそ半年使えるだろうか。長時間使わないときは電池を外した方が無難だろう。

改良されたペンについて

今回の改良内容は、ペンの出力を改善しているという事らしいのだが詳しい事まではわからない。
そのせいなのかどうかわからないが、画面外にペンを出してもポインターを動かしたりクリックできる、いわゆるオーバードライブは非常に効きやすくなっていると感じた。
これにより、画面端のスクロールバーや画面下に隠す設定にしているタスクバーも容易に引き出す事が可能になっている。
さらに、仕様書ではホバー機能(ペンを浮かせてポインターを動かす)は画面から最大6mmとなっているが、実際には1.5cmくらい離しても動くようだ。(11月20日訂正の性能数値では仕様通りの性能となる)
これらはなんてことないのだが、このなんて事ない普段の動作が普通にこなせるというのも、作業ストレスを減らす要因の一つと言える。
これも非常に使いやすくなったと感じることの一つだ。

サイドスイッチは飛び出しがないので一見何もないようだが、グリップ下(内部)に突起がない状態でスイッチがある。
指にかからないので邪魔にならないのはいいのだが、スイッチを使う時どこにあるか迷う事がある。
あればあるで邪魔だが、なければないでわかりにくいという、どうにも悩ましいところだ。
右クリックの必要がなければドライバーでスイッチは無効にしておく事をお勧めする。スイッチは全く気にせず作業に集中できる。

それ以外に気になること

ワンタッチスタンドで動作そのものは非常に軽い。
本体は5.2kg(12月22日訂正)あり女性には少々重いと感じる重量がある。しかし、この大きさになるとあまり軽いと手で抑え込まないと描けなくなってしまう。
片手はペンを持つのでもう片方の手で本体を抑えると、キーボードショートカットが使えなくなってしまう。
また、素材にも関わるので強度の問題も出てくる。実用上ある程度必要な重量とも言える。

画面上で一番熱くなるのはスイッチ類がある近くの上部少し左側のようだ。
夏場はここを中心に熱い部分が広がりそうだが、一番熱くなる場所が描く手が一番当たるであろう画面右下側部分(右利きの場合)ではないという点では助かる仕様だ。
また、テスト機ではインバーター等気になるような音は一切感じなかった。

ほか気になる点や今後の要望点、改善点、改善追加予定の機能等

初期ロット添付のドライバーでは、正式サポートは98SE〜XPまでとなっている。
vista対応ドライバーも添付され、動作の確認もされているがアプリケーションレベルで十分検証していないため、当初は正式なサポート対象とはなっていない。
また、MacosX用ドライバーも正規サポートはない。対応OSは10.4.x tigerまでのようだ/leopardは非対応/非同梱、ダウンロードで対応(11月20日訂正)
当初の対応はXPまでだが、マルチモニター用ドライバーも添付される。
L1530TM Tabletでは、非公開のアップデートドライバーでやっと安定してマルチモニターに対応したが、今回は最初から対応している。17インチ単体でも十分な広さだと思うが、マルチモニター環境でより効率的に作業ができる人には助かる機能だろう。

上でも述べたが、多くの改良点があるもののまだペンと液晶面の使用感に若干不満が残る。
それと全体的な機能、使用感の向上も要望点としてすでに開発元に上げている。
物理的な事以外はほとんどはドライバー側で改善できるちょっとしたことだと思うので、今後のメーカー側の対応に期待したい。

(この文章を執筆時に開発元(メーカー経由)から回答があり、どうやら対応する次世代ペンの開発が進んでいるらしい。
いい加減な事は書けないので、まだ「らしい」としか言えないが、確実に使用感は改善されてくるらしいのでこれは期待して待ちたいと思う。)

まとめ

17インチの画面サイズと相応の解像度、1024レベルの筆圧、軽い動作のスタンド、必要精度が十分出せるペンなど、全体的に余裕のある設計で余計な機能を詰め込まず、必要十分な機能と性能をできるだけ買いやすい価格でリリースする事に重点を置いたモデルと言える。

一ユーザーとしては、15インチでもいいからもっと安くならないだろうかとも思うのだが、どうやら画面を小さくしただけで価格を大幅に下げるというのは容易ではないらしい。無理に下げようとすると品質に影響も出るようだ。
15インチでここから無理にちょっとだけ安い価格を狙うより、むしろ17インチで適正な価格と使いやすさを実現した方が購入者にもメリットがあるという判断だろう。

17インチとしては現在の市場価格から一気に4〜6万円程も安い価格設定だが、筆者からすればこれが「当然かつ適正な価格設定」だと考えている。
その意味で、この価格は無理に6万円“も”下げたのではない。(下げるための努力はしているが)当たり前の価格であると言える。
故に安くなってはいるが「安価」ではなく「適価」だと考えて欲しい。

筆者にしてみれば、これでも決して「激安」といえるほど劇的な価格設定ではないと思っている。
しかし、これでやっと
「必要十分な機能、性能が当たり前かつ適切な価格で購入できる」という正常な市場原理が実現すると言っても過言ではないだろう。

私の知る限り5年程もほとんど同一機能のものが同一価格で販売され続けるPC周辺機器は、この液晶ペンタブレット以外に皆無だと思う。
板ペンタブと比較するとわかりやすいだろう。とくに有効範囲が小さめのペンタブでは何社も同様の製品を発売しており、十分価格がこなれてきていると言えるが、それに比べるとあまりに変化がなさ過ぎると感じないだろうか。
それだけ、市場の寡占化による影響が長期間にわたって続き、消費者の選択肢を狭めていたと断言できる。
あまり話題にならないだけで何社か液晶ペンタブを扱う業者はある。しかし、どこも価格を下げようとはしなかった。

一液晶ペンタブレットユーザーとしては、この機種の発売により少しでも消費者の選択肢と市場の正常化が促進されることを願いたいし、実際そうなることを期待している。
その意味でも、この機種には大いに頑張ってもらいたいと思う。

ペンタブレットjp初回ロット(初回限定特典付)発売について

XPC-1710Aを12月下旬(予定/変更の可能性あり)より発売開始、同時にペンタブレットjp(ショップ レビューズ)でも取扱いをいたします。(予約は即日から)
ただし、初回ロット分は入荷数が少なく、日本語マニュアルも簡易版が付属(予定)するのみであることや、短期間でのドライバーアップデートが予想され,初回ロットに多い購入者からの問い合わせにも対応する必要があるため、ペンタブレットjpではこれらのサポートを含めた形で販売いたします。
そのため、ペンタブレットjp(ショップ レビューズ)より購入分にのみ以下のものが付属し、ご購入者のサポートをいたします。
ペンタブレットjp(ショップ レビューズ)取扱い分のみのサービスとなります/ペン立て等は同梱予定ですが状況次第で後日別送される場合があります)

初回限定特典
1.ペンタブレットjp特製 手びねり陶器製ペン立て(標準ではプラスチック製のものと本体裏にペン収納/在庫なくなり次第終了)
2.専用ペン用追加の交換電池 (標準品はお試し用電池のみです)
3.ペンタブレットjpによるご購入者への独自サポート(eメール/15インチモデルで実施中のドライバー情報等の提供含)
4.追加の交換用ペン先(標準品は本体に1本、替えが2本添付/追加本数未定/交換用ペン先取扱い開始以降別送)
5.初回ロット購入者専用、独自の製品相談窓口(eメール/詳細未定/メーカー及びペンタブレットjp独自の通常サポートのみとなる場合あり)
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標準添付品(予定)
電磁誘導式ペンタブレット専用ペンx1、ペン先替芯x2、ペン立てx1、ACアダプターx1、取扱説明書x1、ペンソフトウェアスイート・ドライバー、photo creater LE,pixiaほかお試しソフトインストールCDx4、 Dsub15pinアナログ接続ケーブルx1、DVIデジタル接続ケーブルx1、USBケーブルx1、製品保証書x1(全て添付予定品)

発売日:12月26日
出荷開始日:12月26日
法人向け無償貸出開始日:発売開始日以降を予定

17インチ 液晶ペンタブレット XPC-1710A
通常版価格 124,800円
(税込)
購入ページへ

価格の内容と価格以外にかかる費用について
・ペンタブレットjpサポートサービス、初回ロット限定添付品一式、消費税含/現金決済価格
詳しくは販売ページでご確認ください。

次回ロットより通常パッケージとなる予定ですが、価格や取扱い台数、添付品やサポートの内容は未定です。

購入時のご注意
・この製品は、個人間取引(オークション等)で購入したものは未使用新品も原則として「中古品」扱いとなります。「中古品」となったものは保証書の保証期間であっても保証はされません。(故障対応等も全て有償となります)
・ペンタブレットjpの独自サポートとは製品ではなく「ご購入者本人(法人の場合担当者)」に対するペンタブレットjp独自のサポートサービスの事です。
製品を廃棄、譲渡、転売等で購入者本人以外の手に渡った場合には、本人からの明示がなくてもサポートサービスは自動的に終了します。(その他本人からの申し出や,当方の事情により休止、中止される場合があります。)
代理購入で本人が使用していない場合や、オークション等で購入者が製品を譲渡、転売された場合についても同様に無効、終了します。
ただし、ペンタブレットjpが直接取り扱うものについてはその限りではありません。(オークション等で販売する場合もありますが明示されない限り当方取扱い分には製品保証、独自サポートがついています)

メーカー「オリエント商事株式会社」について
1943年創業、金属製品、工業製品、樹脂製品、建設資材、物流、リース・レンタル事業等の老舗総合商社。
タッチパネルモニターとしては15年の実績を持つ同社情報機器部門(現タッチパネルグループ)の取扱い。
液晶ペンタブレットはLG社L1530TM Tabletの取扱いに続いて2機種目。 L1530TM TabletはLG社から供給を受けて販売していたものだが,XPC-1710Aは同社が直接手がけるオリジナル製品。


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